Any number of times.
「.....あ、俺、江藤優心‹エトウユウシン›。 2年な。」
さっきまで黙っていた男が自己紹介し始めた。
「七瀬星夜‹ナナセ セイヤ›。」
「雨音実那斗‹アマネミナト›、よろしく」
「一ノ瀬一稀‹イチノセイツキ›。」
「如月颯汰‹キサラギソウタ›。」
「神楽悠月‹カグラユズキ›。」
「高城翼‹タカジョウツバサ›っす。」
なんて淡々と名前を告げられた。
「んで、こいつが木崎響哉‹キサキキョウヤ›。」
最後に、さっきまで殺気を出していた人の名前をいい、再び無言が続いた。
「え-っと、あんたも名前くらいは言ってくんね-かな。」
そっと、首を触りながらいう七瀬くん。
『........高坂志生。』
私はそれだけ言うと、視線を空へと移しかえた。
_これが、龍鬼雷との出逢いだった_
_YOURSIDE END_