Any number of times.
『.....龍鬼雷....は、』
突然、ボソッと呟いた女。
「....なぁ女。」
俺はそう言って女の方をみた。
『......女って私??』
なんて冷淡に聞いてくる女。
「おめぇしかいね-だろ。」
構わず俺はそいつを睨みながら言った。
『志生っていう名前あるんで。』
"志生"
「志生....か。」
俺がそう呟くと
『ふふっ、』
なんて微笑み、地面に寝っ転びそっと目を閉じた。
その微笑みが何処か切なそうで
、
俺はやり過ごせない気持ちに包まれた。
_KYOYASIDEEND_