Any number of times.
「なんか噂とは全然かけ離れてるな」
収まってきた頃、優しく笑いながらそう言った雨音。
『....雨音さ-人を噂で決めつけない方がいいと思うよ??』
__きっと何時か、後悔するから__
その言葉が言えなかったのは、
何処か疚しい気持ちがあったから。
そんな、私に
「つ-か、雨音って呼び方やめてくんね??」
と戯けてる奴。
『....雨音ちゃん....?....え、なにあんたそんな趣味あったの....(((』
若干引き気味で私が聞くと。
「「「雨音ちゃん...!!!」」」
と、笑ってる人6名と。
「...馬鹿か。」
貶す奴1名と。
「俺にそんな趣味はね------!!!!」
キチってる奴1名。
10人いないけど、十人十色だな。
なんて空に視線を映しながら呑気に思った。