幕末彼氏!?
タイムスリップ

______ガタンゴトン



いつもの通学


いつもの電車


いつもの学校



「おはよう!」



私は高校一年生の16歳。


名前は、楯山みなみ




いたって普通の女子校生だ。



「おはよう!みなみ!」


一番に挨拶を返してくれたのは


一番の親友の


ゆかり。


亀田ゆかりとは


小学生からの付き合いになる。


家も近くて、ずっと仲良しだ。


「みなみ〜宿題見せて!」

「またやってないのー?ま、いいけど」


これでも学級委員の私は


クラスメイトから頼られている。


「え?ゆかりだけずりぃよ!俺にも見せろ!」

こんな俺様口調なのは…

「隆(タカシ)もやってないのー?」


杉本隆。16さい。


一言で言うとチャラい。


「いいじゃーん。16年の仲だろ?」


「わかったよ…ほら、二人で仲良く見な」

私は宿題を二人に渡した。



隆とは幼馴染。

母親同士が同じ大学の同級生で

生まれた時から

ずっと一緒だった。



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