幕末彼氏!?
「お、おお…若いのぉ!」


料亭の店主であろう

おじいさんは

とても優しそうで安心した。


「あの!楯山みなみです!」

「杉本隆です…!」


さすがにふざけなかった


「みなみさん、隆くん、ここで働いてくれるのかい?」


優しい声に

なんだか泣きそうになる


「本当によろしいんですか…?」

恐る恐る聞くと


「当たり前じゃないかぁ…!ただし、条件がある。」


急に険しい目つきになったおじいさんに

ごくり、と同時に唾を飲み込む私と隆


< 22 / 32 >

この作品をシェア

pagetop