私に恋をしてください!
☆両親の馴れ初めの真実~side HAZUKI~
ソラと初めての"お泊り"から帰ってきた日曜日の夜。
案の定、お母さんからは鋭いツッコミが。
『葉月、ちゃんとソラくんに"女"を捧げてきた?』
「ちょ、ちょっとお父さんが聞いてたらどうするの?」
『今年最後のゴルフに行って、今懇親会の真っ最中だから問題ないわよ。で、どうだったのよ』
「・・・」
俯く私を覗き込むように見たお母さん。
『その分だと、順調にバージンは卒業したようね』
「そんな明け透けな言い方しなくても・・・」
ダイニングに向かい合わせで座る2人。
『今度会わせてよ、ソラくんに』
「え?う、うん」
『もちろんお父さんがいない時にね』
「うん」
『それと、どうするの?来週』
来週?
何かあるのだろうか。
私が首を傾げると、
『何キョトンとしてるのよ。クリスマスよ、クリスマス。まさかうちで去年と同じく七面鳥喰らって終了するつもり?』
「喰らってって・・・」
忘れてはいない。
クリスマスが迫っていることは分かっていた。
でも今年はイブが三連休の最終日で、翌日は普通に仕事だからなぁ。
それに、私は男性とお付き合いしたことがなく、クリスマスをどう過ごせばいいのか全然分からない。
そうだ、たまちゃんに相談しようかな。
そう思って連絡したら、明日は仕事が休みらしく、私の仕事終わりにごはんを食べに行くことになった。
案の定、お母さんからは鋭いツッコミが。
『葉月、ちゃんとソラくんに"女"を捧げてきた?』
「ちょ、ちょっとお父さんが聞いてたらどうするの?」
『今年最後のゴルフに行って、今懇親会の真っ最中だから問題ないわよ。で、どうだったのよ』
「・・・」
俯く私を覗き込むように見たお母さん。
『その分だと、順調にバージンは卒業したようね』
「そんな明け透けな言い方しなくても・・・」
ダイニングに向かい合わせで座る2人。
『今度会わせてよ、ソラくんに』
「え?う、うん」
『もちろんお父さんがいない時にね』
「うん」
『それと、どうするの?来週』
来週?
何かあるのだろうか。
私が首を傾げると、
『何キョトンとしてるのよ。クリスマスよ、クリスマス。まさかうちで去年と同じく七面鳥喰らって終了するつもり?』
「喰らってって・・・」
忘れてはいない。
クリスマスが迫っていることは分かっていた。
でも今年はイブが三連休の最終日で、翌日は普通に仕事だからなぁ。
それに、私は男性とお付き合いしたことがなく、クリスマスをどう過ごせばいいのか全然分からない。
そうだ、たまちゃんに相談しようかな。
そう思って連絡したら、明日は仕事が休みらしく、私の仕事終わりにごはんを食べに行くことになった。