私に恋をしてください!
『つまりはお父さんのプライドが高すぎる性格が、お母さんを不幸にしているわけだね』
「だから、気持ちが変わらない今のうちにお父さんには本音をお母さんにぶつけてもらう」
『うん。いいチャンスかも。でもどうやって?』
「俺が葉月の家に行くよ。夜だけどね」
すると"だからかぁ"と、何かを思い出したように葉月が呟いた。
『今朝お父さんがね"土曜日の夜にお客さんが来るから1人分夕飯多く作ってくれ"って頼んでたの。それってソラのこと?』
「うん、そうだね」
『え、ソラがお父さんにご挨拶?大変大変』
葉月は慌てているけど、俺はもう昨日お父さんに会ってるし。
「俺はもう昨日挨拶しているよ」
『あ、そうか。お父さん、機嫌悪くならなかった?』
「大丈夫だよ。今も話しただろ?俺がきっちり葉月への想いを伝えたから、理解してくれた」
不安はある。
もしこじらせてしまったらせっかく道しるべを作ってくれたマスターや健吾さんに申し訳ない。
でもお父さんとお母さんには幸せになってもらいたい。
無論、その先には俺と葉月の幸せがあるのだから。
「だから、気持ちが変わらない今のうちにお父さんには本音をお母さんにぶつけてもらう」
『うん。いいチャンスかも。でもどうやって?』
「俺が葉月の家に行くよ。夜だけどね」
すると"だからかぁ"と、何かを思い出したように葉月が呟いた。
『今朝お父さんがね"土曜日の夜にお客さんが来るから1人分夕飯多く作ってくれ"って頼んでたの。それってソラのこと?』
「うん、そうだね」
『え、ソラがお父さんにご挨拶?大変大変』
葉月は慌てているけど、俺はもう昨日お父さんに会ってるし。
「俺はもう昨日挨拶しているよ」
『あ、そうか。お父さん、機嫌悪くならなかった?』
「大丈夫だよ。今も話しただろ?俺がきっちり葉月への想いを伝えたから、理解してくれた」
不安はある。
もしこじらせてしまったらせっかく道しるべを作ってくれたマスターや健吾さんに申し訳ない。
でもお父さんとお母さんには幸せになってもらいたい。
無論、その先には俺と葉月の幸せがあるのだから。