私に恋をしてください!
その後は一緒にお風呂に入り、ベッドに並んで横になる。
『あの2人、結婚しそうだよね』
「高松たち?」
『うん。でもそうなると多分ふたりのどちらかは営業局から異動だろうから、寂しいような、ホッとするような・・・』
「ホッとするってどういうことだよ」
あの2人が付き合っていることを葉月は今日知ったばっかりなのに。
『うーん、同級生のソラには言いにくいんだけど、私、遥香さんがちょっと苦手なんだよね。自信家で、人への気遣いは出来るけど、それが全てにおいて出来るってわけじゃないんだよね。ムラがあるって言うか・・・だからそこに計算高さを感じて、本人はそのつもりないんだろうけど、私がソラを知っていたことに食いついてきたりされると、なかなか私も対応できなくて、結果、遥香さんが思っている常識とは違うリアクションを私が取ってしまうもんだから、遥香さんに引かれちゃって・・・』
言いづらかったのだろう。
一気に葉月は言い終えると、そのまま俺の胸に顔をうずめた。
「実は俺もなんだよ」
『え?』
葉月は驚いて顔を見上げた。
『あの2人、結婚しそうだよね』
「高松たち?」
『うん。でもそうなると多分ふたりのどちらかは営業局から異動だろうから、寂しいような、ホッとするような・・・』
「ホッとするってどういうことだよ」
あの2人が付き合っていることを葉月は今日知ったばっかりなのに。
『うーん、同級生のソラには言いにくいんだけど、私、遥香さんがちょっと苦手なんだよね。自信家で、人への気遣いは出来るけど、それが全てにおいて出来るってわけじゃないんだよね。ムラがあるって言うか・・・だからそこに計算高さを感じて、本人はそのつもりないんだろうけど、私がソラを知っていたことに食いついてきたりされると、なかなか私も対応できなくて、結果、遥香さんが思っている常識とは違うリアクションを私が取ってしまうもんだから、遥香さんに引かれちゃって・・・』
言いづらかったのだろう。
一気に葉月は言い終えると、そのまま俺の胸に顔をうずめた。
「実は俺もなんだよ」
『え?』
葉月は驚いて顔を見上げた。