私に恋をしてください!
★心満たされる恋愛~side SORA~
大晦日。
葉月を通じて葉月の両親に誘われて年越しを一緒に過ごすことになった。
日付が変わる直前にお母さんと葉月が年越しそばを作ってくれた。
こんな年越しを過ごすのは高校生以来かな。
どこからか、除夜の鐘の音が聞こえる。
『2007年はどんな年だった?』
葉月に聞かれた俺。
「途中までは踏ん張っていたけど、最後にご褒美をくれた一年だったかな」
『まぁ、それを彼女の親の前で言えてしまうソラくんは、大物感満載だよね』
お母さんは食べ終えた年越しそばの食器を片づけながら言う。
カウントダウンが終わり、新年を迎えたことを知らせるテレビ。
『ソラくんは実家には帰らないのか?』
専務・・・お父さんに聞かれた。
やっぱり初めてこの家で年越しを迎えた俺は、清水家の格好の餌食らしく質問攻め。
「明日、帰ろうかと思っています。1泊ですが、また葉月と一緒に行ってきます」
ここで過ごしたから実家に帰るのが元旦になったわけではない。
いつも電車で帰るにあたって、元旦に移動した方が空いているのが理由だった。
帰りは年末から帰っている兄貴の車に便乗するのが毎年の恒例。
葉月を通じて葉月の両親に誘われて年越しを一緒に過ごすことになった。
日付が変わる直前にお母さんと葉月が年越しそばを作ってくれた。
こんな年越しを過ごすのは高校生以来かな。
どこからか、除夜の鐘の音が聞こえる。
『2007年はどんな年だった?』
葉月に聞かれた俺。
「途中までは踏ん張っていたけど、最後にご褒美をくれた一年だったかな」
『まぁ、それを彼女の親の前で言えてしまうソラくんは、大物感満載だよね』
お母さんは食べ終えた年越しそばの食器を片づけながら言う。
カウントダウンが終わり、新年を迎えたことを知らせるテレビ。
『ソラくんは実家には帰らないのか?』
専務・・・お父さんに聞かれた。
やっぱり初めてこの家で年越しを迎えた俺は、清水家の格好の餌食らしく質問攻め。
「明日、帰ろうかと思っています。1泊ですが、また葉月と一緒に行ってきます」
ここで過ごしたから実家に帰るのが元旦になったわけではない。
いつも電車で帰るにあたって、元旦に移動した方が空いているのが理由だった。
帰りは年末から帰っている兄貴の車に便乗するのが毎年の恒例。