私に恋をしてください!
けど、性欲自体は大いにあるので、どうでもいい女性に対してそれを吐き出すセックスは学生時代に繰り返してきた。
それを陸は知っているから、俺を心配しているんだ。
「自分がしたことへの罰だよ。仕方ない」
『そう思っているのはお前だけ。そんな戒めの気持ちがまだ残っているなら、デートを重ねることを今すぐ止めろ。彼女に失礼だ』
「何でだよ。会いたいから会っているのに」
『なら聞くけど、本当に彼女のこと、好きか?恋人としてずっといたいと思うか?』
陸の矢継ぎ早でストレートな質問に一瞬俺はたじろいたが、気持ちは1つだった。
「あぁ、いたいよ。外見は幼いし、声も甘いけど、社会人としてしっかりしているし、一緒にいて話は合うし楽しいし…」
『ほら、好きと言う言葉が出て来ないあたり、そうやって恋愛感情は何とか避けようとしているわけか。バカかお前は』
年齢は陸がひとつ下だけど、そんな俺が年上な感覚は大学に入った頃から一度もない。
『彼女の気持ちはどうなんだよ。毎週お前との時間を作って、感情がお前に向かないとは限らないだろ?お前が最も避けたい"恋愛感情"を抱かれたらどうするつもりだ?お前の弱点を晒すことになるんだぞ』
それを陸は知っているから、俺を心配しているんだ。
「自分がしたことへの罰だよ。仕方ない」
『そう思っているのはお前だけ。そんな戒めの気持ちがまだ残っているなら、デートを重ねることを今すぐ止めろ。彼女に失礼だ』
「何でだよ。会いたいから会っているのに」
『なら聞くけど、本当に彼女のこと、好きか?恋人としてずっといたいと思うか?』
陸の矢継ぎ早でストレートな質問に一瞬俺はたじろいたが、気持ちは1つだった。
「あぁ、いたいよ。外見は幼いし、声も甘いけど、社会人としてしっかりしているし、一緒にいて話は合うし楽しいし…」
『ほら、好きと言う言葉が出て来ないあたり、そうやって恋愛感情は何とか避けようとしているわけか。バカかお前は』
年齢は陸がひとつ下だけど、そんな俺が年上な感覚は大学に入った頃から一度もない。
『彼女の気持ちはどうなんだよ。毎週お前との時間を作って、感情がお前に向かないとは限らないだろ?お前が最も避けたい"恋愛感情"を抱かれたらどうするつもりだ?お前の弱点を晒すことになるんだぞ』