君との近距離生活。
冷蔵庫からお茶を取り出し、コップに注いで部屋へ行こうと階段を登っていくと…
『お前、優亜の何なんだよ?』
彼氏が龍くんを睨みつけて怒鳴っていた。
彼氏は龍くんが私の弟だってことを勘違いしたみたいだ
『ん?俺ぇ?俺はねぇ、優亜の特別な存在かなぁ?フフッ』
龍くんも龍くんで彼氏に挑発するような言い方をしていて…
『ねっ、ちょっと、なにしてるの!?』
私は焦って彼氏を見たが、彼氏は私を
蔑むような目で見て
『こいつ、優亜の何なの?特別な存在ってなに?』
と言ってきた
『ちがう!龍くんはっ…』
『ごめん。俺、優亜を信じたいけど信じれないや…別れて。』
彼氏はそう言うと私の家から出ていった。