あの日に出会ったキミと。
小鳥の鳴く声が耳に入り、そっと目を開けた。


目を開け、自分の格好を無意識に見直す。


いつもと変わらない格好…。


夜中のアレって…何だったのかな。


私、一ノ瀬のキスに応えてた…。


ううん、一ノ瀬に対してなんかドキドキしてた。


いつも余裕たっぷりの一ノ瀬のあんな弱々しい背中、見たことなかったからかな。


とりあえずベッドから降りて、髪の毛を梳かす。
< 67 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop