あの日に出会ったキミと。
「うっさいわね!!なんなのよ!!」


女の人の強い口調が聞こえた。


揉めてるのかな。でも聞いたことのない声…。


「ですから、庭のお掃除をと!!」


「いやよ!泥がつくわ!!」


私からだと角度的にそのメイドさんの容姿は見ることが出来なかった。


でも明らかに聞いたことのない声で、新しく来たメイドさんだということは確かだった。
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