あの日に出会ったキミと。
そのメイドさんはスラリと背が高い、スタイルの良い人だった。


顔をちらりと見ると美人さんで、紅く光る口紅が綺麗だった。


そして、胸があって…。


全体的にとても色っぽい人だった。


私みたいに餓鬼臭くないし、何だか香水の甘い匂いもする。


一ノ瀬とそのメイドさんは穏やかに会話をしている中で、私はどうすればいいのかわからず、思わず一ノ瀬から離れ、走り出した。
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