君との景色
凌牙side

やべぇ…

怒らせたか?



「なあ、ごめんな」


俺は謝ろうと彼女のほうを向いた。



でもそこには怒っている顔ではなく、

苦しむ顔だった。


「おい、大丈夫か!?」


っ、いた!

俺、足と腕骨折してるんだった。



でも今はそんな状態ではない。


俺は彼女の元へ行く。
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