いたって普通の恋愛話



恵美にお仕置きをもらって、許してもらった、二人。



そして今私たちは、電車に乗ろうとしている。


「おい、やべえ!閉まるぞ!急げ!」



河原の言葉で、みんなも焦る。




プルルルるるるー、電車が閉まります。



アナウンスが流れる





「うわー結構満員!」


電車は満員で1車両にみんな入んない。

「これ皆はいんねーよ!目的の駅で合流な!」



「「おっけい!」」



みんな別々の車両に乗り込む。




「えっ⁉︎ちょっ」





みんなバラバラに散らばる中、私は何処に行けばいいか分からない。





そうしている内に電車が、閉まりそうだ。




「高倉!こっち!」




誰かに呼ばれた気がする。



グイッ


「わっ‼︎」


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