いたって普通の恋愛話
それから私達は他愛のない話で、盛り上がった。
「そうだ!朝に言ってた映画鑑賞の話しない?」
ふいを、ついたように、恵美が今朝の話をぶり返してきた。
「わ、私…塾があり、まして失礼し「逃がさないわよ!」
ぎゃー‼︎
そそくさと逃げようとしたが、横に座ってた、恵美に引きちぎられるんじゃないかと、思うくらい、腕を強く掴まれた。
「イッタイよ恵美っ‼︎
やめてくれ!私の事は追わないで!」
「地獄にいても、連れ戻してあげる」
いやー!
「恵美リン今のは、私でもちょっと怖かった…」