いたって普通の恋愛話

「あ、雅秋おは〜」









昨日のヒーロー木村くんが、入ってきた。





「木村君、おはよ!」











「おはよ!昨日の件大丈夫か?」





「…うん、大丈夫だよ?心配ありがとね?」












「そっか、良かった。」















なんて優しいんだ、木村君!心配してくれるのは、あなただけです。









「ちょい雅秋!俺もおはよう言ったぞ、無視とかひどっ、」










「あぁ、おはよ!陸、別に無視した訳じゃねぇよ」








それでも、少ししょげている、河原。








「ねぇ木村君、明後日って何か予定あっ
たりする?」









そんな河原を、無視して、梅ちゃんが木村君に聞いていた。






「明後日って、日曜日?特に予定はねぇよ。」






「ここの4人と、スイとで映画行くんだ
けど、よかったら、お前も来ねぇ?」








河原、さっきの落ち込みは、何処へ行ったんだろう。











「いいけど、何の映画?」








「ホラーなんだけど大丈夫?」








待て待て、恵美、私にはそんな心配してくれなかったじゃんか!






どうゆう差別だこれは。














「マジ⁉︎俺ホラー好きなんだよね、行きてぇ!」

「じゃあ決まりな!」










「はぁ〜」
わたしの口からは、思わず、ため息が出てしまう。








木村君が来るということは、偶数になってしまい、私は強制的に、行かなければならないと、ゆう事だ。







「大丈夫だよ高ちゃん!ちょーっと女の子に、追いかけられるのが出るぐらいだよ。」

「それが嫌だわ!」



「諦めな!友梨。」





「ぅゔ…」






高倉友梨、諦めます…
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