無気力系恋愛
「すっすみません!!ありがとうございますすすっ!!///」



「いえ、別に。気をつけてくださいね。受付まで運びますからそれも貸してください。」


と、いやいやと遠慮する女子の腕の中から本を取りカウンターまで運んできた。


なぜかその姿に何か感じる物があった。


「t...さん...若葉さん。」


「えっ!!??」


しまった、考え込んでしまった。


「これ、そのピッてやるやつ手伝って。」


「あぁ...うん....。」


ピッピッ


「図書カードありますか。」


「あっはい!!///」


と、慌てながら図書カードを手渡した。


「あ、これもうハンコ押せる場所ないんですけど。」


「あっ......えっと...」

「新しいカード用意します。」


そう言って奥の部屋に入っていき、またすぐ戻り新しいカードを女子に手渡した。


「あっ、ありがとうございますすすっ!!///」


「別に、あ、ちょっとすみません。」


何かとまた女子からカードを拝借した。


すると、


パチンッ


「はい。次なくなったらまた言ってください。」


「はっはい!!///あ、ありがとうございます!!///」


なんと、ホッチキスまで止めてあげたのだ。

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