無気力系恋愛
ま、まさか......
家まで隣とは......
しかもなんなんだ...!!


さっきから胸が苦しい...!!
ドキドキしている...!!


なにかの病なのか...?


だが頻繁ではない...


「ねぇ、」


ドキッ


「っ!!...な、なんだ!?汗」


「もう家入ってもいいかな。」


「え、あ、あぁ。すまなかったな引き止めて...。」


なんなんだ!!心臓!!


「別に、じゃまた明日ね。」


櫻井の声に反応しているのか...?


「あぁ。また明日...。」


そうして、櫻井はまた小さく手を振り、我が家へと消えた。


それと同時に、私のこの得体の知れない鼓動も徐々に落ち着きを取り戻していった。


「......相談...したほうがいいのかな...。」
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