純愛恋桜
とある一室で
零と千秋は怖い顔をした男達に囲まれていた。
初めに副長と呼ばれていた男が口を開いた
「近藤さん・・・
こいつらがさっき言っていた異様な女だ。」
そして異常な厳格を放つ近藤と呼ばれる男が
固く閉ざした口を開いた。
「ほう・・・これが桜木の妖精・・・・・」
「近藤さん・・・。」
「あぁ、すまない。」
話が進まない近藤に副長が声をかけると
近藤もそれをわかったのか話を進める。
「とりあえず、二人の口が聞けるようにしてやってくれ」
近藤がそう指示をだすと、周りに座っていた男が
二人の口にあった手ぬぐいをはずず。
それを確認すると近藤は口を開く
「さて、二人に質問だ。
君たちは何者だ?」
近藤の質問に二人は目を合わせ
千秋が口を開く。
「わ、私たちは未来から」
緊張しているのか少し震える言葉で言った
信じたくはないが事実であろうことを・・・。