純愛恋桜


無事、卒業式も終わり・・・・・・




「秋ちゃん早くー!」

「はいはい・・・
零は毎日毎日よく飽きないね
ま、これで最後だから付き合ってあげるけどさ。」


異常にテンションが高い零と
面倒くさそうな千秋

卒業式を終えた二人が向かった先は
この学校の目玉と言われる



大図書館!! 





    ・・・・・の倉庫。

零が高校二年の時にここを知って以来
毎日通い続けた思い出の場所。

千秋も何度か零に連れて来られたことがあるのだが
あまりに不気味なくらい薄暗く、埃っぽいところなので
一般の生徒は殆ど出入りしないような場所だ。

なのに何故 零がここに出入りするのかというと

たった一つの目的の物があるからである。


< 3 / 65 >

この作品をシェア

pagetop