純愛恋桜
無事、卒業式も終わり・・・・・・
「秋ちゃん早くー!」
「はいはい・・・
零は毎日毎日よく飽きないね
ま、これで最後だから付き合ってあげるけどさ。」
異常にテンションが高い零と
面倒くさそうな千秋
卒業式を終えた二人が向かった先は
この学校の目玉と言われる
大図書館!!
・・・・・の倉庫。
零が高校二年の時にここを知って以来
毎日通い続けた思い出の場所。
千秋も何度か零に連れて来られたことがあるのだが
あまりに不気味なくらい薄暗く、埃っぽいところなので
一般の生徒は殆ど出入りしないような場所だ。
なのに何故 零がここに出入りするのかというと
たった一つの目的の物があるからである。