純愛恋桜
「とし・・・」
土方の言葉に近藤は複雑そうな顔をする
未来から来たという妙な女子
敵か味方も判別がつかない状態で、ここまで強いとなると
零の存在は危険な存在でもあるということ
皆は土方の言葉で
そのことを再び思い出すかのように、神妙な顔をする
そんな幹部たちの様子に、平隊士は何が何だかわからない様子でざわめいている中
また一人の男がヘラヘラとした笑みを浮かべながら言う。
「だったら、誰かの小姓にでもして
期限まで監視すればいいじゃないですか。」
「総司!お前何言ってやがるっ!!
んなこと言って、情報が漏れたらどうすんだ」