純愛恋桜
沖田の言葉に土方は目を見開く
それを面白がってか、沖田が追い打ちをかける
「え~?
土方さん程の人が女子一人も監視できないんですか?」
「なっ・・・!!」
”女子一人監視できない”
その一言に土方のプライドが何も言わせはしなかった・・・
「まぁ、としが監視をするなら安心だな!」
何も言わない土方に近藤はそう言う。
近藤にそこまで言われれば後に引けない土方は、諦めたようにため息をつくとしょんぼりした零に告げる
「ったく!わかったよ・・・!
こいつは俺の小姓にしてやる。
おい、桜井!
少しでも怪しい行動しやがったら斬るから覚悟しとけよ?」
「はっ、はひ?!」