狂気の王と永遠の愛(接吻)を 【第一部 センスイ編収録版】
ⅩⅩⅤ―ⅹ キュリオの片想いⅤ
腕の中にいるアオイの頬にそっと口付けを落とすキュリオ。
「君が大人になるまで…私は良い父親を演じきることが出来るだろうか…」
ここから始まるキュリオの片想い。
例え命の尺が大きく違うとしても…やっと見つけた愛しいひと。
二人を別(わか)つのは、その命の尺か…立ちはだかる運命か……?
そしてエデンの永遠の恋人とは一体誰なのか…
全てが結びついた時、悲劇の物語は幕を開けるのだった―――