狂気の王と永遠の愛(接吻)を 【第一部 センスイ編収録版】
ティーダの本音
「魂を狩ったのはその"アオイ姫"を憎んでいた女だ」
「じゃあ狩られても仕方ねぇな!俺はアオイ以外興味ないぜ」
両手を後頭部で組んだティーダがその話はもうどうでもいい、というように椅子に深くもたれ掛った。
「……」
が、しばらく考えて…
「…なぁマダラ」
「いっそのことキュリオの魂狩ってくれねぇ?」
「理由がない」
ティーダの言葉に即答したマダラ。
「お前ってさ第三位の王なんだろ?二位と三位じゃあんまキュリオと違わねぇよな…あいつに勝てると思うか?」
「……」
「まぁ、お前が無理でも俺がキュリオを倒すけどな!」
ティーダが豪快に笑いながら長い足を組むと…