無敵な生徒会長さん!
望「んなの知ってる」

「じゃあなんで…」

望「…信じちまったら、後が辛いから。信じちまったら!どうせ裏切られるだけだろ!」

「望…」

望「どうせ聞いたんだろ。零から…」

「うん」

望「同情するか?それとも笑うか?」

「…どっちでもないよ」

望「っ!やめろ!そんなこというんじゃねえ!期待しちまうだろ…どうせは裏切るくせにやめろよ…」

「そうね。私は、あなたに嘘をついたわ」

望「は?」

「あなたに優しくするふりをした。あなたを心配するふりをした。あなたにどういう言い訳をするか考えた。あなたに同情するふりをした。全部嘘だったの。全部あなたを裏切るつもりでいたの」

望「…お、前」

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