男装女子の正体は…!
狼騎の過去
羽黒
ミオ「ここは…?」
カズ「起きたか!!赤銀の倉庫だ!」
ハグロ「よかった。美緒…」
リオ「ごめん、美緒。アタシまた助けられなくて…ごめんごめんごめん。」
ミオ「いいの。里緒。」
また、狂って、暴れて。
怯えて震えて…。
また、ガタガタ震えてきた。
美緒…大丈夫だから。
ミオ「私…やだ。やだ。やだ。やだ。ごめんなさい。ごめんなさい……」
ハグロ「美緒、落ち着け落ち着け。」
俺は昔のように、
美緒を抱きしめた。
リオ「美緒…ヒクッ」
カナメ「あいつ、許さね!」
リオ「要、落ち着いてよ!!」
ミオ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
ハグロ「大丈夫だ。俺がいる。こっちを見ろ!」
俺は、美緒の顔を
俺に向けさした。
泣きながら、俺をみる。
ミオ「羽…羽黒…。」