男装女子の正体は…!



それを見た美緒は、
狂ったように叫んだ。
泣いて、怯えて。


「お父さん…お父さん。」


「死んじゃやだやだやだやだやだ。」


「美緒!!!」


俺は、澤田をボコボコにして、
美緒を抱きしめた。
数は、救急車を呼んだ。


「私のせい私のせい私のせい…」



叫びながらそういう。
美緒…ごめんな。


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