先輩と私~ピュア系一途×爽やか系おおかみ~
お仕置き…だね。─先輩said─
愛しの彼女のかわいい返事を聞き終えた後、俺は急いで身支度を整え彼女の教室へと向かった。
「キャー!!笠幡先輩ー!!」
「私と午後回りましょうよぉ~!」
「私が一緒に回るのよぉ!!」
…廊下にでた瞬間これか……。
声をかけられたり腕を組まれたりと、文化祭だからだろうか、いつもより積極的な女子の行動に気持ちはどんどん降下していくだけだ。
もとより俺は女の子にはあまり興味はないんだよね…。
まあ。別にそーゆー欲が全くないと言うわけでもなく、人並み健全。
ただ、恋とか愛とかを体験したことはなかった。