先輩と私~ピュア系一途×爽やか系おおかみ~
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「…んっ…んん…ふはぁっ」
長い長いキスを終え、息が切れてしまったのか、肩で呼吸を整える彼女にかわいいなぁなんて思っている俺はきっと重症なんだろう。
「…あ、あの…せんぱい…」
「ん?」
「わたし…思い出しました…その、スカートの約束…」
「あぁ…。…もう、忘れない?」
そう言うと、先程されたことを思い出したのか、顔を真っ赤にしながら首をぶんぶん縦に振った。
「はいっ、守りますっ」
「よしっ、…あ、約束やぶったら、…分かってるよね?」
念には念を…ね?
「…/////」
今度こそ穂和ちゃんは真っ赤っかになり下を向いて、しばらくした後に小さく頷いた。