先輩と私~ピュア系一途×爽やか系おおかみ~


お菓子も食べ終え、食後の紅茶を楽しんでいると、突然、先輩に名前を呼ばれ返事をすると、先輩は予想外のことを言ってきた。




「ちょっとそこに立ってみて」



「え?」




先輩の言った言葉の意図は全く分からなかったが、取り敢えずソファーから立ち上がり、先輩の方を向き、気をつけをした。








「うーん……ちょっと…いや、かなり…うん」


「あ、あの…先輩…?」




先輩は腕を組み、首を捻りながら何かを考え出した。



いよいよわけが分からなくなってきた私は、声をかけてみる。







「せ、先輩っ、これってどうい……」




─ピラッ




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