キスからスキを伝えるよ【完】


そこで龍斗にキスをされた。

まだ慣れない苦しいキス。


それでも昔よりは慣れた。


私の口を離すと龍斗は私の手に指輪をはめてくれた。


帰ってきたら結婚しよう________。


そう言っていつもの笑顔を浮かべた。

私は泣きながら頷いた。

龍斗は私を引き寄せて抱きしめた。


泣かないって決めてたのに、龍斗の馬鹿。



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