虹の橋‐ポッキーの日短編小説‐
「知らない? 11月11日はポッキーの日よ?」


「あ……!」


そう言われて思い出した。


そういえばテレビCMとかでやってたっけ。


「これ、もらっちゃっていいんですか?」


差し出されたポッキーの箱をおずおずと手に取る。


「えぇ。あたしから嵐君への誕生日プレゼント」


「ありがとうございます!」


あたしはまた思いっきり頭をさげたのだった。
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