虹の橋‐ポッキーの日短編小説‐
「え?」


あたしはキョトンとして嵐を見る。


嵐はまた、


「ん」


とだけ言った。


片方だけくわえられたポッキー。


目を閉じる嵐。


その意味が徐々に理解でき初めて、あたしは一気に赤面してしまう。


「な、なにしようとしてるの!?」


「なんだよ。さっきあれほどキスしただろ」
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