虹の橋‐ポッキーの日短編小説‐
「そのネックレス、可愛いでしょう? 今日入荷したばかりなんですよぉ」
すかさずピンク色のエプロンをした女性店員さんが声をかけてくる。
「あ、や……大丈夫です!」
あたしは慌てて笑顔を浮かべ首を左右にふる。
本当は少しほしいなって思ったけれど、その値段は5千円。
いくらアルバイトをしたお金があると言っても、大金だ。
あたしはそそくさと店の奥へと足を進めた。
店の奥には男性向けの雑貨が置いてあって、そこはガラリと雰囲気が変わる。
なんていうか、すごく黒っぽい。
お店に入ってすぐにピンクや白といった柔らかな色合いの商品が並んでいるから、そのギャップは大きかった。
「えっと……なにがいいかなぁ」
すかさずピンク色のエプロンをした女性店員さんが声をかけてくる。
「あ、や……大丈夫です!」
あたしは慌てて笑顔を浮かべ首を左右にふる。
本当は少しほしいなって思ったけれど、その値段は5千円。
いくらアルバイトをしたお金があると言っても、大金だ。
あたしはそそくさと店の奥へと足を進めた。
店の奥には男性向けの雑貨が置いてあって、そこはガラリと雰囲気が変わる。
なんていうか、すごく黒っぽい。
お店に入ってすぐにピンクや白といった柔らかな色合いの商品が並んでいるから、そのギャップは大きかった。
「えっと……なにがいいかなぁ」