~*恋涙*~

私は部屋に戻り、結華にお母さんのことを話した。


「もしもし、結華。」

「「どうしたの?」」

「お母さんに話したんだ。」

「「そっか。なんて言われた?」」

「杏理は産みたいの?って。」

「「それで?」」

「私は、産みたい。って言った。」

「「そっか。私は杏理の味方だよ。だから誰にも言わない。」」

「ありがとう。」

私は改めて結華の優しさを実感した。


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