大好き以上になった場合
また連に相談しないとな。
俺だけでなんとか出来る問題じゃない気がした。
1Fで母さんが「芽衣ちゃん、お母さんに連絡しといたから、今日はうちで夕飯食べて行きなさい。」と叫んでいる。
芽衣も「はい、ありがとうございます!」と笑顔で答えた。
虐待の話は本当なのか解んないが、今は空腹を満たすのが優先。
「じゃあ、ご飯でも食いに行くか。」
「うん!久しぶりだな、奏ちゃんのお母さんのご飯。」
嬉しそうに俺の後ろをついて歩く。
夕飯を食べ終えて、隣だけど俺は心配だから送った。
芽衣の家の玄関で俺は「大丈夫か?」と聞いた。
「うん。」
「絶対首吊るんじゃねぇぞ。」
「うん。」
「明日も7時半に出てこいよ。一緒に学校行くんだからな。」
「うん。」
これ以上はしつこいか。流石に芽衣も「うん」しか言ってないし。
「じゃあ、また明日ね。奏ちゃん。」
「じゃあな。」