妖怪だらけの飼育部×天然美少女
家式side
僕は木の上で彼女,中沢奈央ちゃんを観察していた。
猫の時と同じように木の上に登って寝転がって観察していると彼女の友達?に声をかけられた。
このままだと話しにくいから,木の上から降りると,彼女は僕の事をじーっと見つめてきた。
「……そろそろ予鈴鳴るよ?…僕はこれで…ばいばい」
そう言って僕は校舎の中に入って行く。
どうして彼女を観察していたのかは今後,話を進める内に分かるから,それまでは秘密。
今,教えても良いんだけどこの後の流れも面白く無くなってくるからね…。
ネタバレとなるから,教え無いけどね。
教室に戻って自分の席に着き座りながら外の景色を眺める。
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「…さよーならー!」
号令係の人が挨拶すると皆は帰って行く。
僕は鞄を片手に持って,今日の報告をする為にある場所へ向かう。
教室を出て別の校舎へ向かう。
コツコツコツ…
靴の音がこんなにも響くのは皆が通っていないからだ。
「…静か」
僕はこっちの方が好きだけどね。