妖怪だらけの飼育部×天然美少女


小学校の頃,凄くやんちゃしてたり問題児だった勇斗先輩が今は想像出来ない位,落ち着いてる。

「先輩は変わりましたね」
「え?…そうかなぁ~?でも流石に照れるよぉ~」

先輩は頬を少し赤く染めて,笑った。

「でもさ,奈央ちゃんも変わったよ~?」
「え?」
「女の子って感じじゃなくて,なんというか…こう女性になったね~」
「そこまで大人じゃ無いですよ」

目を伏せて笑う。

「ほら…仕草も,顔も,雰囲気も,全てが大人だよぉ~」
「…っ!///……そういう先輩も全て変わりましたよ……」
「ふふふっ…あ,今日一緒に帰ろうよぉ~!」
「はい,良いですよ」
「じゃあね!」

にこっと笑い,彼は二年の校舎に向かって走った。
予鈴がもうすぐ鳴るから,そろそろ行かなきゃ……
私も教室に戻った。

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