妖怪だらけの飼育部×天然美少女
終を見送ると入場門に行く。
欠伸をして,アンカーだから一番後ろに行く。
「奈央,アンカー任せるべ」
「……なんで,その喋り方なの?」
「んーなんとなくだから,気にしないで」
いや,あのね?
キリッ的な感じな顔で言われても,困るべ。
まぁ,私もだけど。
『次は一年によるリレーです』
あぁ……めんどくさ……。
入場して,最初の人から走って行く。
ボーッとしてたら,アンカーだった。
待っていると,真琴が来た。
流石,真琴……
走ってる時の顔面が……
凄く怖いよ。
「奈央っ!!」
「はいはい……」
バトンを渡される。
そして,私は全力疾走する。
3位くらいだったが1位になってそのままゴールする。
「流石,奈央!!」
「はいはい……ありがと」
「もー!無気力か!!」
「……無気力だけど」
「元気出せよ!!」
「分かったから……黙って」
「ヘーイ」
……本当にうるさい。