クーデレ彼氏とその彼女








「…あ、いた」

『ごめんっお待たせ
え、えっと、それで何か用?』



スラリとした細身の高い身長

私よりも何十センチも高い所から

綺麗に整った顔が見下ろしてくる

彼は眼鏡をかけていて、
時折それを上に上げる仕草をする

そんな仕草も、様になっているくらい
かっこいい…んだよね



…この人が、私の彼氏なんだ


もしかして…不釣り合い、かも?



かなりモテている一条君とは裏腹に

低身長の超童顔

オシャレとかメイクとかもしてなくて

特技といったらゲームか料理


…うん、不釣り合いだね



ちょっと凹む。

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