クーデレ彼氏とその彼女





『えっと、帰るんだよね?』



なぜわざわざ、2階の空き教室に…


「うん。そうなんだけど
それより、お互い知らないし
まずは自己紹介…みたいな」


『な、なるほど』


「じゃあ、そこ座って」


『はい』




一条君の座っている席の後ろを
指さされ、言われるがままそこに座る


前の席に座っている一条君は
くるりと後ろを向き、座りなおした


つまり、1つの机で向かい合わせの私達


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