クーデレ彼氏とその彼女
「いやー布団がね
1つしかないからね
これは仕方ないっすわー
あっすわー仕方ないすわー」
わくわくした感じで
ベッドに座っている彼
…あからさますぎるでしょう
『りおくんがソファで
寝てくれるって手も
あるんじゃない?』
にっこりと微笑みながら
言うと、
目の前の端正な顔が
顔面蒼白になっていった
「…ちょっと外行ってくる」
『冗談だってば!』
本気で出て行きそうな彼の
腕を掴み引き留める