クーデレ彼氏とその彼女
生態を調べました
ー次の日ー
「んでんで?
昨日はどうなったのさー!」
「早く言えー」
『いやぁ…』
肌寒くなってきた今日この頃
学校から見える山は、
気温が低くなって
空気が澄み渡り透明度が増し
美しい姿を見せていた
そんな中。
朝から、加奈と郁美に問い詰められ
低血圧の私はとてもきつく感じていた
「その辺でやめときなって」
ゆ、由美…!
ありがとう、私を気遣って…
「昨日の今日であんま進展ないだろうし
どうせならもう少し経ってから聞こうよ」
「確かに」
「それもそうだねー」
ちょっと待って!
助け舟を出してくれたんじゃないの!?