ホストNo.1男子と甘い同居生活。
「…あゆみ。お前はまだ知らないんだな」
「え?」
お兄ちゃんの周りは、真っ暗。
怖くて近寄ると、手を握ってくれた。
「お兄ちゃん…??」
「近々、嫌な予感がする。もしかしたら、お前の身に何か起こるかも…」
「…それって」
「事故には気をつけろよ」
「うん…」
お兄ちゃんの手。
ひんやりする。
「ごめんなさい…」
「何で謝るんだよ…」
「約束守れなかった…、人を責める言い方をした…」
「っふ…」
お兄ちゃんが少しだけ微笑んでいた。