ホストNo.1男子と甘い同居生活。



そらと家の鍵を閉めて出ると、藍とばったり出会った。


「おはよ。藍。学校まで行こう」


「そら、俺もいいのか?ほんとに」

「いいよ。あゆみが喜ぶんだし」

「そか」


藍が頭を優しく撫でてくれた。



(こういうときは本当にお父さんみたい…)



家を出るとき、安定剤をちゃんと持ったかを確認しておいた。


そして家から離れた。



(もし…旅行途中で倒れたら…。ううん、今は考えないでおこう)



寝ているとき、昨日お腹が少し痛かった。


だけど微妙なところだったし。


あんまり気にしなかった。



「あゆみ?」


< 198 / 330 >

この作品をシェア

pagetop