ホストNo.1男子と甘い同居生活。
そらと家の鍵を閉めて出ると、藍とばったり出会った。
「おはよ。藍。学校まで行こう」
「そら、俺もいいのか?ほんとに」
「いいよ。あゆみが喜ぶんだし」
「そか」
藍が頭を優しく撫でてくれた。
(こういうときは本当にお父さんみたい…)
家を出るとき、安定剤をちゃんと持ったかを確認しておいた。
そして家から離れた。
(もし…旅行途中で倒れたら…。ううん、今は考えないでおこう)
寝ているとき、昨日お腹が少し痛かった。
だけど微妙なところだったし。
あんまり気にしなかった。
「あゆみ?」