ホストNo.1男子と甘い同居生活。
「興味??」
「えぇ。命を捨ててでも何にすがってでもいいから、子供1番だなんて…。
そういう感情を持つ人は沢山いたわ。
だけど貴方のように、余命なんてなかったけれどね」
「…そうなんですか」
「あゆみちゃん、そう呼ぶわ。貴方の相手は今日、一緒に来ている人?」
「いえ…。違います」
「…そう。その人とはどんな出会いをしたの?」
親身的に私のことを聞いてくれた。
私が貧しい家計で、それを拾ったのが藍だということ。
彼はホストをやっていて、本来はNo.1の人が引き取るはずだったこと。
そしてそらに惹かれ、一緒に暮らしているということ。
「へぇ…。ホストねぇ。私も恋をしたわ、ホストに」
「え。ホストにですか?」
「えぇ……彼は遠い地方の人でね」