ホストNo.1男子と甘い同居生活。
「暇だったからな。藍に新しいレシピ教えようと思って、
作り置きでもしようかと」
「お兄さん、怖いじゃないですか!」
藍がそういって軽く苦笑した。
お兄ちゃんも「ごめん」といって、笑っていた。
「帰ってきたなら話が早い。作ろうか。ていうか、藍。お前さー…、俺も一緒にホストの店から出て、あゆみの家に先に行ってるって言ったろ…。
だから鍵、持ってんじゃねぇか」
「あ、そういえば」
藍がやべっと言う顔をして、私がつい笑ってしまう。
「藍は忘れん坊だから、仕方がないけどな。
ほらエプロンつけろ」