ホストNo.1男子と甘い同居生活。



「いや…郵便局に出して切手とかで…」


「そうなの?」


「相変わらず、無知だなー…」


「確かに…」




「俺等がバイトしているホストっていうのは、京都にもあるんだ」

「え?そうなの?」



「だから、そらはそっちのアパートを借りたほうがいいと思う。

お前と最後までいたほうが…」



「でもそれじゃ、私がいなくなったら余計に辛いじゃんか…」


「…」




私には分かっている。

傍に頼れる人がいなくなったときの孤独感を。



< 296 / 330 >

この作品をシェア

pagetop